ハンド女子、高校男子と練習試合 代表候補が合宿公開

取材に応じるハンドボール女子日本代表候補の相沢菜月=大分市

 8月に広島市でのパリ五輪アジア予選を控えるハンドボール女子日本代表候補が30日、大分市で合宿を公開した。29日とこの日は男子高校生と練習試合を行い、主将の相沢菜月(北国銀行)は「背が高いし、遠くからでもシュートを打ってくる。いい練習になった」と語った。

 アジア予選を見据え、スピードやパワーに優れる韓国、中国などの対策として取り組んでいる。1976年モントリオール五輪以来の自力での出場権獲得を狙う楠本繁生監督は「1、2点を争う勝負を勝つ。100%では物足りない。120%の力を出せるように」と言葉に力を込めた。

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