「ペッパーミル」と命名 高崎山の赤ちゃんザル

母ザル「マボロシ」にしがみつく、赤ちゃんザルの「ペッパーミル」=30日午後、大分市の高崎山自然動物園

 野生のニホンザルの餌付けで知られる大分市の高崎山自然動物園で今年最初の赤ちゃんザルが誕生し、同園は30日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本代表が披露した、こしょうをひくパフォーマンスにちなみ「ペッパーミル」と命名した。

 同園職員が30日昼、山から出てきた母ザル「マボロシ」にしがみついているのを見つけた。性別は雄で、人間の手のひらに乗るほどの大きさ。

 同園では2013年以降、その年に初めて生まれるサルの名前を募集している。4月30日までに948票の応募があり、ペッパーミルが最多の42票を獲得した。

母ザル「マボロシ」にしがみつく、赤ちゃんザルの「ペッパーミル」=30日午後、大分市の高崎山自然動物園

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