欧州連合（EU）欧州委員会のベステアー上級副委員長は30日、対話型人工知能（AI）「チャットGPT」などが作成した画像や文章に、AIが生成したことを表示する必要があるとの考えを示した。こうした規制についてEU内で今年中の合意を目指す方針を明らかにした。
群馬県高崎市で29、30日に開かれた先進7カ国（G7）デジタル・技術相会合に出席後、東京都内で記者会見した。AIの適切な利用に向け「人権の尊重」などの5原則を掲げたG7の共同声明を評価した上で「AIを最大限に活用しながら、リスクを抑制していかなければならない」と訴えた。
