5月1日(月) 青空のち雷雨 外のレジャーは空模様に注意 ゴールデンウィーク半ばは行楽日和

 5月は、不安定な天気でスタートしそうだ。きょう(月)の午後は天気が急変するおそれがあり、外のレジャーや農作業は空模様に注意が必要になる。あす(火)は不安定な天気が解消に向かい、数日間、行楽日和が続く見込み。

晴れていても、油断できない天気

 きょう1日(月)は、午前中、沖縄で雨が降りやすいものの、本州付近は広く晴れそうだ。関東はけさ、房総半島や伊豆諸島を中心に雨が残っているが、朝のうちに止む見込み。

 ただ午後は、寒気が流れ込む上空と地上付近の気温差が大きくなり、大気の状態が非常に不安定になる。近畿から東北を中心にあちらこちらで突然の雨や雷雨になり、竜巻などの激しい突風やひょうの降るおそれがある。東京も夕方以降、注意したい。

 雷の音が聞こえたり、黒い雲が近づいたり、急に冷たい風が吹いたりする場合は、天気が急変するサインだ。特に天気の変化が激しい「山」や急に増水するおそれがある「川」のレジャーは注意が必要になる。

朝晩と昼間の気温差大

 気温は、けさはきのうより下がっている所が多いが、日中はきのうより高い所が多くなりそうだ。22℃位の所が多く、東京は23℃の予想。高知は26℃、静岡や甲府、前橋と福島などでは25℃と、太平洋側で25℃以上の夏日の所がありそうだ。きのうのムシムシ感はなくなるが、再び、朝晩と昼間の気温差が大きくなる見込み。

行楽日和、夏日続出のち雨

 あす2日(火)から4日(木・祝)にかけては広く晴れて、25℃以上の夏日が続出する予想。東京都心で夏日が続き、北海道でも帯広など今年初めて25℃を超える所がある見込み。行楽日和だが、紫外線対策に加えて熱中症予防を心がけたい。その後、天気は下り坂に向かい、6日(土)と7日(日)を中心に広い範囲で雨が降りそうだ。

(気象予報士・丸田絵里子)

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