東証、午前終値2万9056円 一時8カ月半ぶり高値

一時2万9100円台を付けた日経平均株価を示すボード=1日午前、東京都中央区

 週明け1日午前の東京株式市場は続伸した。日経平均株価(225種)は一時2万9100円台を付け、取引時間中としては2022年8月19日以来、約8カ月半ぶりの高値となった。外国為替相場の円安進行を好感し、自動車など輸出関連の銘柄に買い注文が優勢となった。前週末終値からの上げ幅は200円を超える場面があった。

 午前終値は前週末終値比199円81銭高の2万9056円25銭。東証株価指数(TOPIX)は12.95ポイント高の2070.43。

 日銀が前週の金融政策決定会合で大規模緩和策の維持を決定。日米の金利差拡大が意識され、円を売ってドルを買う動きが活発になった。

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