フィリーズ・ハーパー 早ければ日本時間3日にも戦列復帰の可能性

フィリーズのロブ・トムソン監督によると、トミー・ジョン手術からのリハビリを行っているブライス・ハーパーが早ければ日本時間5月3日のドジャース戦で戦列復帰を果たす可能性があるようだ。昨年11月にトミー・ジョン手術を受けたハーパーは、予想以上のスピードでリハビリのプロセスを進めており、日本時間5月2日にロサンゼルスでニール・エラトラシュ医師の診察を受ける予定。ここで戦列復帰へのゴーサインが出れば、ドジャース3連戦の2戦目からDHとしてラインナップに名を連ねることになりそうだ。

ハーパーは昨年11月にトミー・ジョン手術を受け、当初はオールスター・ブレイク前後の戦列復帰を予想されていた。しかし、フィリーズはハーパーが早期復帰する可能性を排除しないために、シーズン開幕時点ではハーパーを60日間の故障者リストには登録しなかった。60日間の故障者リストに登録してしまうと、最短でも5月末まで復帰できなくなってしまうからだ。

現在ハーパーはチームに帯同して戦列復帰に向けたリハビリやトレーニングを行っており、日本時間5月1日、トムソン監督はアストロズとの「サンデーナイト・ベースボール」の試合前にハーパーがドジャース戦で復帰する可能性を示唆。正一塁手リース・ホスキンスが今季絶望というチーム事情もあり、リハビリ期間中には一塁の守備練習にも取り組んでいたハーパーだが、トムソン監督はまずはDHで起用する方針のようだ。

現在30歳のハーパーは、2021年に打率.309、35本塁打、84打点、13盗塁、OPS1.044の好成績を残し、自身2度目のMVPを受賞。昨季は右肘の不安によりDH専任となり、死球による左手親指骨折で2ヶ月の戦線離脱もあったが、それでも99試合に出場して打率.286、18本塁打、65打点、11盗塁、OPS.878を記録し、ポストシーズンでも大活躍してリーグ優勝に貢献した。復調傾向にあるフィリーズに頼もしい戦力が戻ってくる。

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