北区・豊島区・江東区 3人の女性新区長が本格始動

このたびの統一地方選で誕生した3人の女性新区長が今週、早速、動き出しています。

北区の山田加奈子区長は4月27日、職員に見守られながら、自転車で初登庁しました。山田区長はスピード感を持って新しい区政を進めたいと語り、行政手続きのデジタル化や「縦割り」の解消を図りたいと表明しました。

北区 山田加奈子区長:
「これまでの区役所の物の進み方の慣例は取り外し、優先順位をつけて見極めていく感覚を共有したい」

また山田区長は、東京都と北区の連携を図るため今後都庁を訪れ、小池知事や幹部にあいさつをする予定です。

その都庁に就任早々、訪れたのは豊島区の高際みゆき区長でした。選挙応援を受けた小池知事のもとを訪れ、豊島区と都の連携をさらに強化することで一致しました。また高際区長は就任会見で出産費用の無償化に意欲を示しました。

高際区長:
「経済的な負担の軽減という意味では出産費用、国の補助に区独自の上乗せをすることで実質の無償化をはかりたいと思います」

激戦を制した江東区の木村弥生区長は、開票日の当日に新型コロナの陽性が判明したため、自宅療養に入り、就任会見はリモート形式となりました。

江東区 木村弥生区長:
「みなさんの声を受け止めて光を当てていく そんな温かい政治を江東区から作って…目指していきたいと思います」

自身のSNSによりますと、4月26日からオンラインで公務を開始しているということで、5月1日に初登庁し、就任会見を行う予定です。

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