横浜・野毛山動物園の骨で生態学ぼう 4年ぶり大人気企画 シマウマの頭骨も初公開

「The ホネ展」で展示される骨の数々

 横浜市西区の野毛山動物園で、動物の骨格標本を展示する「The ホネ展」が5月3日から5日まで開かれる。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、広報担当の齋藤愛子さん(46)は「いろんな種類の骨を直接触ることができる機会はあまりない。楽しみながら種の多様性を感じてほしい」と話している。

 動物の体の仕組みを知ってもらおうと始まった大人気企画。かつて同園で飼われていたラクダやメガネカイマンの頭骨、キリンの骨をかたどったレプリカなど30点余りを展示する。そのほか、硬い草をすりつぶすために発達している臼歯が見えるシマウマの頭骨も初公開される。

 当日は、ボランティア「ZOOのげやま探検隊」による解説が行われ、来園者は骨の仕組みを知りながら動物の生態を学ぶことができる。

 入園は無料で、午前10時半~午後4時。問い合わせは、同園電話045(231)1307。

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