北海道庁の赤れんが、間近に 八角屋根のてっぺんも、札幌

上から見下ろして見学できる北海道庁旧本庁舎の八角塔屋根=1日午前、札幌市中央区

 間近で見られるのは期間限定―。「赤れんが庁舎」として親しまれ、大規模改修工事でシートに覆われている国の重要文化財・北海道庁旧本庁舎(札幌市中央区)の仮設見学施設が1日、報道陣に公開された。一般公開は7日から来年5月上旬まで。昨年8月に建物の先端部分から切り離されたドーム状の八角塔屋根のてっぺんを見下ろすこともできる。

 施設は3階建てで、庁舎に隣接。地上に下ろされた八角塔屋根が1階で保管され、2階に見学スペースがある。3階からは、ガラス窓越しに改修作業を見ることができる。担当者は「工事期間中しか見られない展示が多くある。ぜひ来てほしい」と話した。

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