ドルトムント痛恨ドロー。バイエルンが再び首位に。堂安はダイビングヘッドで決勝ゴール

ブンデスリーガ 第30節 結果まとめ

写真:今季リーグ5点目を挙げ、チームを勝利に導いた堂安 ©Getty Images

4月28日から30日にかけて、ブンデスリーガ第30節の9試合が行われた。

首位に立っていたドルトムントは、残留争いに身を投じるボーフムとアウェイで対戦。開始早々の5分にボーフムが先制したものの、その2分後にカリム・アデイェミが同点ゴールを奪う。65分にはアデイェミがペナルティーエリア内で倒される場面もあったがPKにはならず、1-1の引き分けに終わった。ボーフムの浅野拓磨は先発出場して後半途中までプレーし、先制点にも絡んだ。

ドルトムントと1ポイント差の2位だったバイエルンはホームでヘルタ・ベルリンと対戦。前半はスコアレスだったが、69分にセルジ・ニャブリ、79分にキングスレイ・コマンがゴールを奪い、2-0で勝利を収めた。この結果、バイエルンがドルトムントを1ポイント差でかわして再び首位に立った。

フライブルクはアウェイでケルンと対戦。体調不良がささやかれていた堂安律は先発出場すると、スコアレスで迎えた54分、CKの流れからダイビングヘッドを決め、これが決勝点となってフライブルクが勝利した。

長谷部誠、鎌田大地が先発フル出場を果たしたフランクフルトは、アウクスブルクと対戦して1-1の引き分けに終わり、リーグ戦で9試合連続未勝利と不振が続いている。

シュトゥットガルトの遠藤航とボルシアMGの板倉滉が先発出場して日本人対決が実現した一戦は、シュトゥットガルトの1点リードで迎えた78分、板倉のシュートが相手のハンドを誘発してPKとなり、ボルシアMGが同点に追いつく。しかしその直後に板倉が相手へのファウルで退場処分となってPKを献上し、シュトゥットガルトが勝利を収めた。シュトゥットガルトの伊藤洋輝は累積警告で出場停止、原口元気は出場機会がなかった。

ケガで欠場が続いていた吉田麻也が先発に復帰したシャルケはホームでブレーメンと対戦。18分に先制されたものの、終盤に2点を奪い逆転勝利を飾った。

ライプツィヒは1-0でホッフェンハイムに勝利。3位ウニオン・ベルリンはホームでレヴァークーゼンと対戦し、スコアレスドローに終わっている。ヴォルフスブルクは28分までに3ゴールを奪い、マインツに完勝している。


[ブンデスリーガ 第30節 結果]
ボーフム 1-1 ドルトムント
ライプツィヒ 1-0 ホッフェンハイム
ウニオン・ベルリン 0-0 レヴァークーゼン
ケルン 0-1 フライブルク
フランクフルト 1-1 アウクスブルク
シュトゥットガルト 2-1 ボルシアMG
シャルケ 2-1 ブレーメン
バイエルン 2-0 ヘルタ・ベルリン
ヴォルフスブルク 3-0 マインツ

© 株式会社SPOTV JAPAN