Dangbei、最大200インチ投射の4K対応ホームプロジェクター「Mars Pro」をレビュー!昼夜問わず最高のパフォーマンスを発揮するハイエンドモデル

皆さんは普段どんな環境でゲームをプレイしていますか?
各社がゲーミングモニターの開発を行っているおかげで、FHD解像度で低遅延かつ高リフレッシュレートなモニターがお手頃価格で販売されるようになりました。
が、しかし!PlayStation 5やXbox Series Xといった次世代機は4K表示やレイトレーシングに対応するなど、没入感のあるゲーム体験が楽しめる設計になっています。
PCにおいてもNVIDIA GeForce RTX 40 シリーズをはじめとする超高性能GPUが登場し、ゲームの高画質化は止まりません。
最近は各種動画配信サービスでドラマや映画を楽しむユーザーも増えており、大型テレビが再注目されています。
せっかくの高解像度なら、それを活かせる大画面で楽しみたい。
そんなアナタにオススメしたいのが「プロジェクター」です!
今回はDangbeiが発売している最大200インチ投射の4K対応ホームプロジェクター「Mars Pro」を触る機会をいただきましたので、その様子をお届けします!

Dangbeiの4K対応プロジェクター「Mars Pro」

Mars Pro

ドン!

iF Design Award 2021

ドン!

ズッシリ大きい外箱

ドドン!

かなり大きい箱で現れた「Mars Pro」
その大きさに負けじと重みもズッシリ。

特徴的なデザインの外箱

非常に特徴的な箱なので、まずは開封方法を探ります。

スーッ・・・

上にスーッと引き抜いて・・・

スポッ!

オープン!
本体を傷つけないよう、緩衝材もミチミチです。

Hello Mars Pro

「Mars Pro」本体がお目見え!
箱に比べると小さいですが、それでも横24.5×奥行20.8×高さ17.3cmの大きさがあります。
重さは4.53kgで、通常版PS5と同じくらい。

付属品

「Mars Pro」本体のほかに・・・

  • 電源プラグ180W(18V/10A)
  • 電源コード
  • Bluetoothリモコン
  • 取扱説明書
  • ファイバークロス
  • ワッシャー

・・・が付属していました。

本体のデザインはこんな感じ。
正面にはセンサーとレンズ。
背面には・・・

  • ヘッドホン ×1
  • USB 2.0 ×2
  • HDMI eARC ×1
  • HDMI ×1
  • S/PDIF ×1
  • LAN ×1
  • 電源 ×1

・・・という入出力端子が搭載されています。
メッシュカバーで排熱とスピーカー音声出力もサポート。

それではさっそく!
コードを挿して、本体上部の電源ボタンをポチッ!
ちなみにタッチセンサーです。

光った!
映った!
日の当たる会議室で蛍光灯も点いていますが、かなりクッキリ映っています。
ぜひ肉眼で確認してほしいところ・・・。

使用時は光源を直接見ないように十分注意してください。

底面

本体の底面にはスタンド用のネジ穴と、伸縮可能な4本の足がついています。
この写真では前方の2つの足を少しだけ伸ばすことで本体を上向きに調整。

斜めに設置

プロジェクターは広い壁やスクリーンに投射するのが一般的ですが、特にお家では本体の設置場所に困りますよね。
どうしても正面に設置できない・・・という環境でも「Mars Pro」なら大丈夫!

プラスマイナス40度の台形補正に対応しているので・・・

斜めの投射

これが・・・

補正で長方形に

・・・こう!

もちろん同じ場所から撮影していますよ。
本体が多少斜めになっている程度では5~10秒であっという間に補正されて、美しいバランスで視聴できます!

画質設定

ここからは会議室の明かりを落として色々と試してみます。

設定から「写真」を選択して画質設定。
ところどころ怪しい日本語がありますが、動き補償はフレームレートですね。察していきます。

画質設定

ピクチャーモードではいくつかのプリセットから画質設定が可能です。
カスタマイズを選択すると・・・

  • 輝度
  • 対比
  • 飽和
  • シャープネス
  • 色相

・・・といった値を自由に設定できます。

デモ映像を流してみるとその美しさは一目瞭然。
解像度が高いので大画面にしても細かく描画してくれます。

Nintendo Switch

一応eスポーツメディアなので、Nintendo Switchを接続してみました。
HDMIで接続すれば10Wのデュアルスピーカーを搭載した「Mars Pro」本体から音が出ます。
Dolby AudioとDTS-HDマスターオーディオにも対応。

ゲームモードオン

ゲームをプレイする際には設定からゲームモードの有効化をお忘れなく!
20msの低遅延でストレスなく遊べます!

Fight of Animals

実際にゲームモードのオンオフを比較してみましたが、誰でも体感できるくらいには変わります。

さて、まずはお試しで触ってみましたが「Mars Pro」の真価はここから。
投射画面サイズ40~200インチに対応するその実力を見せてもらいましょう!

約90インチ

並ぶのは編集部イチの高身長である185cmのメンバー。
趣味はサッカーです。

これでだいたい90インチ
「Mars Pro」本体と壁の距離は約2.5mです。

約160インチ

そしてこれがだいたい160インチ
「Mars Pro」本体と壁の距離は約4.2mです。

残念ながら壁が足りず最大サイズである200インチを映すことはできませんでしたが、画面を大きくしても画質が落ちることはありませんでした!

「Mars Pro」のスローレシオは1.27:1なので、投射距離と画面サイズの関係は・・・

  • 約2.2mで80インチ
  • 約2.8mで100インチ
  • 約4.2mで150インチ
  • 約5.2mで200インチ

となります。

設定の台形補正から自動回避をオンに

しかし、特にお家で使う場合は本体の置き場所を工夫しなければなりませんよね。
そのために家具のレイアウトを変更したり、場合によっては使うたびに移動させて・・・という手間が発生するかもしれません。
そんな労力をカバーするのが「Mars Pro」です!
なんと、投射画面内の物体を自動的に認識して画面サイズを調整する機能「インテリジェントスクリーンフィット」「インテリジェント障害物回避」が備わっています!

このままでは椅子や人が邪魔ですが・・・

画面が避けた!

賢い!
障害物を避けつつ最大サイズで投射してくれます。

お家で使用する場合は投射距離を確保するのも大変だと思うので、とりあえず最大距離から投射してから画面サイズを小さくしていくと最適な設定が見つかりそうです。
もちろん手動でも設定できますよ!

リアル瞬獄殺

Dangbeiの「Mars Pro」はAmazon.co.jpなど各ECサイトから購入可能!
少々お値段は張りますが、レビューの高さがその性能の良さを裏付けています。

Dangbeiはほかにも最大120インチのフルHD対応プロジェクター「Emotn N1」やNetflix公式ライセンスを取得しているオールインワンミニプロジェクター「Dangbei Neo」など多くの製品を展開しています。
用途やお財布にあわせた製品選びでプロジェクターライフを始めてみましょう!

製品概要 : 名称 : Mars Pro 明るさ : 3,200 (ANSIルーメン) 光源 : レーザー 光源寿命 : 30,000時間 解像度 : 4K UHD (3840×2160) 対応形式 : HDR 10 / HLG 消費電力 : 150W スローレシオ : 1.27:1 画像サイズ : 40インチ~200インチ オートフォーカス機能 : あり、ToF方式 自動台形補正機能 : あり、プラスマイナス40度 RAM : 4GB DDR4 記憶装置 : 128GB eMMC5.1 OS : Dangbei スマート OS

© Saiga NAK