「かわいかったので興味を惹かれて持ち帰った」老人ホーム職員がガラス製のコップ盗む 停職2か月の懲戒処分

今年3月、愛媛県内子町の飲食店から砂糖やミルクを入れていたガラス製のコップを盗んだとして1日、大洲市の特別養護老人ホームに勤務する会計年度任用職員が停職2カ月の懲戒処分を受けました。

1日付けで停職2カ月の懲戒処分を受けたのは、大洲市内の特別養護老人ホーム「かわかみ荘」に勤務する会計年度任用職員です。

施設を管理する大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合によりますと、この職員は、今年3月31日、内子町内の飲食店で同僚と食事をした際、テーブルにあった砂糖やミルクを入れる容器3点を盗んだということです。

容器は装飾が施されたガラス製のコップで、翌日、店から食事会の幹事に連絡があり、発覚しました。

店は同日、警察に被害届を提出しましたがその後職員が容器を店へ返却したため取り下げたとということです。

組合の聞き取りに対し職員は、「かわいかったので興味を惹かれて持ち帰った」と説明した上で、「申し訳ない。迷惑をかけた」と話しているということです。

大洲市の市長で大洲喜多特別養護老人ホーム事務組合の二宮隆久組合長は、「職員には服務規律の徹底を図り、信頼回復に向け取り組んでまいります」とコメントしています。

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