座間市は1日、4月にボクシングのWBA世界バンタム級王座決定戦に勝利した、市内出身で在住の井上拓真選手(27)に市民栄誉賞を贈呈した。
井上選手は、日本人初の世界4団体統一王者となった尚弥選手(30)の弟。同市では同賞を創設した2014年の尚弥選手に続き、2人目の受賞者になった。
市役所で式典が行われ、井上選手は「大変驚いている。兄が返上した4団体統一王者の獲得を目標にしており、その1本目が今回達成できた。受賞に恥じないよう努力しますので、引き続き応援お願いします」とあいさつした。
佐藤弥斗市長は「井上兄弟の世界的な活躍は市民の誇り。2人は郷土愛を強く持ち、若い世代にも夢と感動を与えている」と話した。