
1日に東京アクアティクスセンターで開幕したアーティスティックスイミング(AS)の日本選手権で、男子のソロ種目が初めて行われた。パリ五輪ではチーム種目に男子の出場が可能になるなど男女平等の流れが進んでおり、男子ソロは7月の世界選手権(福岡市)でも初実施される。
今大会はエントリーが19歳の岩崎尽真(国士舘ク)のみで公開競技となった。岩崎はこの日のテクニカルルーティンで力強い脚技を見せ「男子のASの歴史にとって大きな一歩」と強調した。今季の日本代表選考会にも挑戦し、代表入りに迫っており「ASは女子のイメージが強いが、男子の強みを生かして世界で活躍していきたい」と力を込めた。