
多発性骨髄腫で闘病中の夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川花子さん(68)が1日、イエスシアター(大阪市)での公演で約4年ぶりに漫才を披露した。夫の大助さん(73)との軽快な掛け合いで、ブランクを感じさせない“しゃべくり”を展開、終了後に「楽しかった」と晴れやかな表情を見せた。
花子さんは19年に病気を公表し、公の場で漫才をするのは同年6月以来。車いすで舞台に登場し「今日はすこぶる元気です!」とあいさつ、大きな拍手を浴びた。病状にも触れながら、大助さんへの鋭い突っ込みを随所に見せた。
花子さんは「舞台をさせてもらえたのは皆さんのおかげ。こんなに幸せな復活はない」と力を込めた。