赤倉茅咲パネル登場 赤倉温泉観光協会 「温泉むすめ」展開、2日間で200人来訪

 妙高市の赤倉温泉観光協会(中嶋正文会長)は大型連休に合わせ、温泉キャラクター「温泉むすめ」の企画を展開する。同温泉インフォメーションセンターで4月29日から、PRキャラクター「赤倉茅咲(あかくら・ちさき)」の等身大パネルが登場した。

温泉むすめ「赤倉茅咲」の等身大パネル

 温泉むすめは、株式会社エンバウンド(本社・東京都渋谷区)が運営する地域活性化プロジェクト。2019年、観光庁の後援を得ている。全国の温泉地に2次元キャラクターを設定し、パネル設置やグッズ販売などを行う。すでにSNSなどで広がり、愛好家らの人気・支持を集めている。
 「温泉ソムリエ」の発祥の地として同日、赤倉温泉が加わった。全国ですでに約120キャラが誕生。県内では他に越後湯沢、月岡、松之山の3温泉が参加している。
 29、30日の2日間で約200人が赤倉茅咲目当てに立ち寄り、記念撮影をしたり、特製缶バッジを購入したりしていた。30日に訪れた横浜市の会社員男性(40)は、鉄道を乗り継ぎ伊香保温泉(群馬県)から来訪。「旅行好きでキャラ好き。さらに温泉の魅力が加わって良い企画」と魅力を話した。
 同協会の遠間和広副会長は「温泉とキャラクターでウイン・ウインの関係ができれば」と期待した。
◇竹灯籠点灯幻想的に 湯と花の公苑
 同温泉の手湯・足湯「湯と花の公苑」では4月29日から約2週間、午後5時30分から同11時30分まで「竹灯籠」を点灯している。約100個の明かりが幻想的な雰囲気を醸し出す。問い合わせは同協会(電0255・87・2165)へ。

「湯と花の公苑」の竹灯籠

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