マンチェスター・ユナイテッドが「夏に獲得するかも?」10名の大物スター

このところようやく暗黒時代を抜け出したかと思えるプレーを見せているマンチェスター・ユナイテッド。長く厳しい時を過ごしたものの、未来を見据えられる状況となってきた。

今回は『Football Transfers』から「現在マンチェスター・ユナイテッドが獲得すると噂されている10名のスター選手」をご紹介する。

ヴィクター・オシメーン

現在:ナポリ

今季イタリア・セリエAで大ブレイクを果たしたナイジェリア代表ストライカー。クラブをダントツの首位に引き上げたのは彼の得点力によるところが大きい。当然ながら世界各国のビッグクラブが狙っているが、ナポリもそう簡単には手放さないだろうと考えられている。

このストライカーは自分の好きなクラブを選べるだろう。パリ・サンジェルマンのスポーツディレクターを務めているルイス・カンポスも彼をリール時代から追っているとされるが、オシメーン自身はプレミアリーグやバイエルン・ミュンヘンを希望しているとも。

ハリー・ケイン

現在:トッテナム

ハリー・ケインはまさにトッテナム・ホットスパーの魂といえる存在であるが、契約はすでに来年までとなっている状況。この夏には最終年度に入るということで、クラブにとっては移籍金を獲得するチャンスにもなる。

トッテナムのダニエル・レヴィ会長は1億ポンド以上の移籍金を要求しており、タフな交渉相手となるだろう。年齢が30代に近づいているという点を除けば、プレミアリーグに必ずフィットできるという確証もあり、有望なターゲットになるが…。

ランダル・コロ・ムアニ

現在:アイントラハト・フランクフルト

鎌田大地や長谷部誠とともにプレーしているフランス代表FWランダル・コロ・ムアニは、今ブンデスリーガで最も注目されるストライカーの1人。豊かなスピードとフィジカルを備え、得点力も高い。そして年齢も若い。

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おそらく移籍金は1億ポンドを超えるとされているものの、長期的なスパンで考えればお買い得かもしれない。ただもちろん他の多くのクラブも彼に注目している状況で、争奪戦は避けられない。

フレンキー・デ・ヨング

現在:バルセロナ

昨年夏にも移籍が間近だと言われていたフレンキー・デ・ヨング。バルセロナで最も高い給与を受け取っている彼は、どうやらクラブの人件費抑制のために放出候補となっているそうだ。

来季に向けてサラリーキャップ制の調整のために給与削減を余儀なくされるバルセロナは、彼をどうにかマンチェスター・ユナイテッドに売りたいと考えているようだが…。

ダビド・ラヤ

現在:ブレントフォード

ダビド・デ・ヘアの後継者をどうするかという点はマンチェスター・ユナイテッドにとって頭が痛い問題の一つだ。これまで多くの若いGKが獲得されてきたが、結局はデ・ヘアがそれらをすべて一蹴してきた。

今回も新しいゴールキーパーとしてスペイン人のダビド・ラヤが獲得されるかもしれないという噂がある。昨年代表にもデビューした27歳の選手で、ブレントフォードではすでに4シーズン目を迎えている。

ゴンサロ・ラモス

現在:ベンフィカ

昨年末に行われたカタールW杯で、クリスティアーノ・ロナウドの代わりにスタメン出場し、ハットトリックを決めてみせたゴンサロ・ラモス。ベンフィカで輝き続けている若手アタッカーである。

契約解除条項は1億ポンドを超えるとされるが、マンチェスター・ユナイテッドはかなり強い興味を維持していると言われている。ただベンフィカもエンソ・フェルナンデスを売ったばかりであるため、今夏売らなければならない状況にはないとも。

ジュード・ベリンガム

現在:ボルシア・ドルトムント

リヴァプールやレアル・マドリーも彼の獲得に近づいていたとされている。10代でドイツに渡り、イングランド代表でも中心選手の一人となった天才アタッカーだ。

ボルシア・ドルトムントと新たな契約を結び2024年夏に移籍する…というプランで今物事が進められていると言われるが、断りきれない移籍金を提示すれば取引を成功させられるかもしれない…とのこと。

ジェレミー・フリンポン

現在:レヴァークーゼン

昨年末のワールドカップが終わって以来、マンチェスター・ユナイテッドはジェレミー・フリンポンを獲得するという噂が流れている。ディオゴ・ダロとアーロン・ワン・ビサカの二人がいる右サイドバックに新たなタレントが必要なのかどうかは分からないが…。

レヴァークーゼンではドイツ・ブンデスリーガでも屈指の能力を見せているフリンポン。22歳という若さ、そしてオランダ生まれであることも含めてエリック・テン・ハフ監督のサッカーには合いそうだが…。

メイソン・マウント

現在:チェルシー

メイソン・マウントは今季限りで自分が育ったチェルシーを離れたいと思っている…という報道がある。新たにトッド・ボーリー体制となったクラブは迷走を続けており、彼は2024年夏に満了を迎える契約をまだ延長していない。

リヴァプールやアーセナル、バイエルン・ミュンヘンが彼の獲得に向かっていると伝えられるが、マンチェスター・ユナイテッドもその移籍先としての噂に上がっているクラブの一つである。

キム・ミンジェ

現在:ナポリ

昨年フェネルバフチェからナポリに加入した韓国人DF。カリドゥ・クリバリの後釜として大きな役割を与えられたが、その期待に十分応えている。今や欧州でも指折りのセンターバックだと評価されている。

リヴァプールやパリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティも彼の獲得に向かっていると伝えられており、マンチェスター・ユナイテッドも5000万ポンドで獲得オファーを送る予定であるとか。

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