水辺の環境作りを進める川崎市が多摩川緑地バーベキュー広場(同市高津区)に、民間事業者らと連携してごみの一部を再利用するスマートコンポストを設置している。食べ残しを堆肥化し、河川敷の花壇などに活用。環境学習にもつなげていく。
これまで多摩川緑地バーベキュー広場では利用者から出るごみは廃棄処理していたが、今後は生ごみなどの一部をスマートコンポストに入れて堆肥を作っていく。多摩川河川敷の一部エリアではバーベキュー利用者によるごみの投棄といった問題もある中、市の担当者は「資源の再利用を考える第一歩にしてもらいたい」と周知を図る。