マグヌッセン「僕たちのウイングはDRSがあってもあまり大きなインパクトがなかった」:ハース F1第4戦決勝

 2023年F1第4戦アゼルバイジャンGPの決勝レースが行われ、ハースのケビン・マグヌッセンは13位、ニコ・ヒュルケンベルグは17位でレースを終えた。

■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=13位(51周/51周)

2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP ケビン・マグヌッセン(ハース)&マーク・スレード

 レースの間中トラフィックに巻き込まれていた。僕たちにはもっとペースがあったけれど、追い抜くことができなかったんだ。残念ながら、僕たちのウイングはDRSがなくてもとても速いが、DRSがあってもあまり大きなインパクトがない。オーバーテイクはとても難しかったけれど、防御は素晴らしかった。DRSがないと僕たちはかなり速いからね。今日はそうした細部から違いが生まれたんだ。

 前方のマシンを見てみると僕の方がずっと速かったと思うけれど、ただ追い抜くことができなかった。昨年と同じように最後までポイント圏内にいたけれど、今年はいっそうペースが上がっていた。この勢いがマイアミでも続いて、もう一度挑戦できるよう願っている。

■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=17位(50周/51周)

2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)

 ハードワークだっただろうか? 僕は気持ちを集中させていた。正直なところ僕にとっては予選レースのようなもので、そうでしかなかった。40周ほどは大丈夫だったが、その後、残念ながら最後にタイヤが急速に劣化し始めた。僕たちが進めていた戦略では、セーフティカーが出ないことが必要だった。

 それでもいい学びにはなった。ピットレーンスタートを選択し、セットアップをより従来型に完全に変更した。ポジティブな面は、僕たちは何かを学んだということだ。これからはマイアミに行き、さらに競争力を発揮できると思う。

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