オコン「SCやインシデントを期待した戦略をとったが、思うようにいかなかった」:アルピーヌ F1第4戦決勝

 2023年F1第4戦アゼルバイジャンGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのピエール・ガスリーは14位、エステバン・オコンは15位でレースを終えた。

■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=14位(51周/51周)

2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP ピエール・ガスリー(アルピーヌ)

 僕たち全員が、この週末から早く次に進みたいと強く願っているだろう。チームの誰にとっても本当に苛立ちが募る週末だった。このようなパフォーマンスがまた繰り返されることがないようにしなければならない。僕たちがいるべきポジションにいないのは明らかだ。来週はもっと強くなってマイアミに戻る必要がある。より従来型のコースだからね。

 僕のレースについては、戦略で違うことを試して幸運を期待したけれど、結局これ以上のことはできなかった。何度か追い抜きができて、そういう時はいつも満足だけど、それがポイント圏内でのオーバーテイクだったらはるかにやりがいがある。来週末のマイアミでのレースを楽しみにしている。

■エステバン・オコン(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=15位(51周/51周)

2023年F1第4戦アゼルバイジャンGP エステバン・オコン(アルピーヌ)

 今日は全力を尽くした。終盤にセーフティカーやインシデントが起きることを期待した、ぎりぎりの戦略をとった。でも僕たちの思うように事は運ばなかった。最後までプッシュし、ハードタイヤの性能を最大限に活かした僕たちの努力は誇れるだろう。

 レース終盤には少し怖い思いをした。ピットに入ると、レースが終わっていないのに人が集まっていたんだ。幸い何もなかったけれど、こういうことが2度と起きないようにしないといけない。

 今週末はパフォーマンスの点では望む状態にはなかった。週末に学び、レビューを行う機会がある。そうしてより強くなってマイアミに行くよ。僕たちはまさにそうできるとわかっている。

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