義母は「頸部圧迫による窒息死」 逮捕の53歳女「床下に隠した」遺体遺棄認める 殺人容疑を視野に捜査

遺体が見つかったアパート=4月28日午後3時10分ごろ、埼玉県さいたま市緑区馬場

 埼玉県さいたま市緑区馬場1丁目のアパート床下に同居する義母(68)の遺体を放置したとして、死体遺棄の疑いで住民の無職の女(53)が逮捕、送検された事件で、女性の死因が頸部(けいぶ)圧迫による窒息死だったことが1日、県警への取材で分かった。

 県警によると、女は、4月22日ごろから同月28日午前9時55分ごろの間、アパートの1階の床下に義母の遺体を遺棄した疑いが持たれている。「自宅の床下に死体を隠した」と容疑を認めているという。

 県警によると、遺体を司法解剖した結果、死因は頸部を圧迫されたことによる窒息死と判明したという。県警は死亡から遺棄した経緯を調べるとともに、殺人容疑での立件を視野に捜査している。

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