暑い時季に軽装を促す「クールビズ」が1日、県内の官公庁や民間企業で始まった。街中では早速、ノーネクタイで行き交う人たちの姿が見られた。
豊和銀行(大分市)は1日から県内外の全営業店で開始。男性は上着を着用せず、女性も制服のスカーフを外して業務をこなした。
本店ソリューション支援部長の神野康弘さん(52)は「すっきりする。新型コロナウイルスの対応も緩和されるので、気分を一新して臨む」と笑顔を見せた。
大分銀行(同市)も同日からスタート。営業店は室温を25度、行員のみの職場は28度になるよう空調を調整する。
クールビズは地球温暖化対策として国が提唱し、2005年に始まった。県や大分、別府両市も5月から軽装を職員に呼びかけている。