右股関節負傷のヤンキース・ジャッジが10日間の故障者リスト入り

日本時間5月2日、ヤンキースは主砲アーロン・ジャッジを10日間の故障者リストに登録したことを発表した。ジャッジは同4月27日のツインズ戦で三塁に滑り込んだ際に右股関節を痛めたものとみられ、翌28日のレンジャーズ戦で2打席連続三振を喫した後に途中交代となっており、以降ベンチ入りはしていたものの試合出場はなかった。ジャッジの故障者リスト入りは29日に遡って適用される。

昨シーズン62本塁打を放ちアメリカン・リーグのMVPに輝いたジャッジは、今季もチームトップ6本塁打、14打点の活躍で打線を牽引していた。主砲を失ったヤンキースは本拠地でのレンジャーズ戦で3連敗のスイープを喫するなどそのダメージは計り知れない。チームは現在15勝14敗で貯金を残してはいるものの、強豪が揃うアメリカン・リーグ東地区では最下位タイとなっており、ジャッジが復帰するまでチーム全体でカバーする力が試される。

ヤンキースのアーロン・ブーン監督は「彼が軽症であることは分かっているが、無理して試合に出場して怪我を悪化させたり、他の箇所を怪我するようなリスクに彼をさらさないことを重視した」と長期戦を見据えての故障者リスト入りであることをアピール。「アーロンは現実的だと思う。彼は何が肝心かを理解している」とコメントした。ヤンキースはジャッジの代役としてフランキー・コルデロを再昇格させている。

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