清流「那珂川」で黒羽観光やなの営業始まる

 大田原市を流れる清流・那珂川で、夏の風物詩「観光やな」の今シーズンの営業が1日から始まりました。

 営業が始まったのは、大田原市黒羽向町の「黒羽観光やな」です。

 初日の1日は、オープン直後からこの日を楽しみにしていた地元の人や、県外からの観光客などが、名物のアユの釜めしやふっくらと焼きあがったアユの塩焼きなどを堪能していました。

 やなを運営する黒羽観光簗漁業組合によりますと、新型コロナによる行動制限などで、ここ数年は来場者数が落ち込んでいましたが、ことしはおよそ2万6千人ほどの来場者数を見込んでいるということです。

 一方で、感染対策の徹底のため店内の座席数を引き続き半分程度のおよそ150席に減らして営業します。

 組合長の大田原市の相馬憲一市長は、「県外からの観光客や海外からの外国人観光客にもぜひ立ち寄ってほしい」と来場者の回復に期待を寄せています。

 黒羽観光やなでは7月の中旬ごろからやなが仕掛けられ営業は11月15日までを予定しています。

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