学校シンボルで樹齢190年の「フジ」 児童が愛護会と交流

 宇都宮市内の小学校で、市の天然記念物に指定されている学校のシンボル、大フジの開花に合わせて、地域の愛護会の会員と交流する児童集会が1日、開かれました。

 宇都宮市の姿川第一小学校の校庭の大フジです。フジ棚の大きさは東西におよそ20メートル、南北におよそ12メートルです。樹齢は190年以上といわれ、1976年には宇都宮市の天然記念物に指定されました。

 ことしはいつもの年より1週間以上早く咲き始め、花の房が90センチ近くまで長く垂れさがっています。

 フジ集会は、地域の有志とPTAなどで作るフジ愛護会の会員と、児童の交流のほか、子どもたちのフジへの愛着の心を育てようと毎年開かれています。

 この日は、6年生135人と愛護会やPTA役員らが参加し、初めに愛護会の佐々木祐哉会長があいさつしました。

 そしてフジ棚や滑り台の裏側などに貼られた問題を、クラスごとに4問解くクイズラリーで楽しみながら、フジについての理解を深めました。

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