きょう（火）午後は全国的に青空が広がり、きのうのようなにわか雨や雷雨はない見込み。あす3日（祝・水）も広く晴れて、北陸から北の地域を含めて、昼間は薄着で過ごせる陽気になりそうだ。ただ、4日（祝・木）以降は西から雲が広がり、土日は雨の降る所が多く、風が強まるおそれもある。

日傘から雨傘に

　あす3日（祝・水）も高気圧に覆われて、全国的に朝からよく晴れる見込み。東北南部や東日本の内陸、西日本の日本海側は、昼間の気温が25℃以上の夏日となり、日差しの強さを実感しそうだ。札幌でも23℃と6月下旬並みまで上がるが、北の地域ほど朝と昼の気温差が大きくなる見通し。

　4日（祝・木）にかけても気温が高く、東北で25℃以上の夏日の所が多くなり、東京都心も26℃前後まで上がりそうだ。ただ、西から次第に雲が広がり、5日（祝・金）にかけては西日本を中心に、それまでのカラッとした空気から、汗をかきやすい湿った感じに変わってくる見通し。天気は下り坂に向かい、夜以降は北日本で雨の降り出す所がありそうだ。

　6日（土）は低気圧に近い北日本を中心に雨で、午後～夜は本州の日本海側にも発達した雨雲が広がる見通し。この時点で全国的に風が強まっていると思われるが、7日（日）は東・西日本の太平洋側でも雨脚が強まるなど、外出や移動の妨げになる要素が多くなるかもしれない。連休明けの8日（月）にかけては、関東から西の太平洋側で、雨の量が多くなる可能性がある。

（気象予報士・高橋和也）