岡山県の観光施設利用 3月は新型コロナ禍前上回る

岡山県の観光施設の利用者数が2023年3月は新型コロナ禍前を上回ったことがわかりました。

岡山県は新型コロナの観光への影響を調べるため、県内30の観光施設の利用状況を調べています。

その結果、2023年3月の利用者数は64万6146人で、2019年3月を0.3%上回りました。利用者数が新型コロナ禍前を上回るのは初めてです。

岡山県によると、行動制限の緩和などで回復傾向にあったことに加え、3月は岡山市や倉敷市などで海外からの観光客が増えました。さらに桜の開花が例年より早かったことも影響したということです。

3月22日に開花した津山市の鶴山公園では3月の利用者数が2019年の3.8倍だったということです。

© 株式会社瀬戸内海放送