アランマーレのV1昇格巡り、施設整備へ協議意向 酒田市長

 バレーボールのプレステージ・インターナショナルアランマーレのVリーグ女子1部昇格に関し、酒田市の丸山至市長は1日、V1の試合を開催できる観客席数3千人規模の体育館を市内に整備する方向で、関係機関と協議する意向を示した。

 丸山市長は、2024~25年シーズンからの新リーグ移行計画を踏まえ「新しいクラブライセンスの要項が、5月中に決定すると聞いている。一定程度の規模の施設が必要だということであれば、プレステージ・インターナショナルや県などと協議し、条件をクリアするような環境に持っていけるか詰めたい」と述べた。

 本年度末で廃止となる市体育館で冬季運営してきたスワンスケートリンクに関しては、庄内開発協議会の重要事業要望として今月、県に対し、庄内空港周辺に県営の屋内スケートリンク整備を求める考えを明らかにした。併せて、体育館以外の場所や施設を活用し、スケートリンク機能を継続できるかを内部で検討しているとした。

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