大谷の投球間隔、6秒短縮 大リーグ、新ルール導入で

4月5日、マリナーズ戦に先発したエンゼルス・大谷=シアトル(共同)

 【ロサンゼルス共同】米大リーグで今季から投球間に時間制限を設ける新ルール「ピッチクロック」が導入された影響で、エンゼルスの大谷翔平の投球間隔が昨季から6.4秒縮まったとAP通信が1日、伝えた。

 新ルールは、投手が捕手から返球を受けた時点から投球動作を始めるまでの時間を走者なしで15秒、走者がいる場面では20秒以内に制限。昨季との比較はボールのリリースから次の投球のリリースまでで計測。大谷は走者なしでは21.7秒から15.3秒に縮まった。走者がいる場面でも26.6秒が17.9秒になった。

 メジャー全体では、走者なしの場面の時間が11.1~19.0秒に収まり、昨季よりも短い。

© 一般社団法人共同通信社