世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級王座決定戦(20日・米ラスベガス)に臨む同級1位の中谷潤人(M・T)が2日、合宿を行っているロサンゼルスからオンラインで取材に応じ「ベルトを日本に持って帰りたい。試合に向けて研ぎ澄まされている感覚。いい準備ができている」とフライ級との2階級制覇へ自信をにじませた。同級2位のアンドルー・モロニー(オーストラリア)と対戦する。
サウスポーの中谷は24戦全勝(18KO)。ここまで約140ラウンドのスパーリングをこなし、減量も順調という。「実戦で動けるようになっている。自分の距離を大切にしないといけない」と集中した表情で話した。