柔道・阿部兄妹、V2へ意気込み 世界選手権、高藤らも気合

オンラインで取材に応じる男子66キロ級の阿部一二三

 柔道の世界選手権(7~14日・ドーハ)日本代表で男女軽量2階級の6人が2日までにオンライン取材に応じ、男子66キロ級の阿部一二三は「やるべきことがしっかりできた。自分の力を発揮するだけ」、女子52キロ級の阿部詩は「思い切った柔道をしたい」と意気込んだ。ともに2年連続4度目の制覇を目指す。

 一昨年の東京五輪を制したきょうだいは大会第2日の8日に登場。25歳の兄が「攻めの気持ちを忘れない」と闘志を燃やせば、22歳の妹は「兄と喜びを伝えられたら」と同日優勝を期した。

 男子60キロ級で東京五輪覇者の高藤直寿は日本男子単独最多となる5度目の世界一に挑む。

オンラインで取材に応じる女子52キロ級の阿部詩

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