畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子が日の丸を背負う 5年ぶり国別対抗戦

日本代表の4人。左から畑岡、古江、笹生、渋野(撮影/村上航)

◇米国女子◇ハンファ ライフプラス インターナショナルクラウン 事前情報◇TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)◇6550yd(パー72)

米女子ツアーの国別対抗戦が5年ぶりに復活する。世界ランキングを基準に選抜された8カ国(各国4人)の計32人が出場。3回目の開催となった前回2018年大会はチョン・インジらがプレーした韓国が優勝した。

会場は2009年「ザ・プレジデンツカップ」や20年の男子メジャー「全米プロ」が行われたTPCハーディングパーク。

4日(木)開幕の大会はマッチプレーによるチーム戦(勝ち1ポイント、引き分け0.5ポイント)。予選3日目までは4カ国ずつの2グループに分かれ、1チーム2人のフォアボール形式(2人が別々のボールでプレーして良いほうのスコアを採用)の総当たり戦で争われる。

グループの上位2カ国が日曜日(7日)午前の準決勝に進出。準決勝はシングルス2試合とフォアサム(1つのボールを交互に打ち合う)1試合で構成される。日曜日の午後に決勝戦と3位決定戦が行われる。両試合とも準決勝と同じ形式で先に2ポイントになった国が直接対決を制する。

14年大会の3位が最高成績の日本からは畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子の4人が選ばれた。畑岡は前回18年大会以来に続く2度目の参戦となる。

米国にはツアー8勝のネリー・コルダ、韓国からはツアー14勝のコ・ジンヨンら実力者がメンバーに名を連ねた。予選はグループAに米国、スウェーデン、イングランド、中国。グループBに韓国、日本、タイ、オーストラリアが振り分けられた。

賞金総額は200万ドル(2億7200万円)で、年間レースを争うポイントは与えられない。

<出場選手>
・米国(ネリー・コルダ、レキシー・トンプソン、リリア・ヴ、ダニエル・カン)
・韓国(コ・ジンヨン、キム・ヒョージュ、チョン・インジ、チェ・ヘジン)
・日本(畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子)
・スウェーデン(マジャ・スターク、マデレーネ・サーストレム、アンナ・ノルドクビスト、カロリーネ・ヘドバル)
・イングランド(ジョディ・ユワート・シャドフ、ブロンテ・ロー、アリス・ヒューソン、リズ・ヤング)
・タイ(アタヤ・ティティクル、パティ・タバタナキット、モリヤ・ジュタヌガン、アリヤ・ジュタヌガン)
・オーストラリア(ミンジー・リー、ハンナ・グリーン、ステファニー・キリアコウ、サラ・ケンプ)
・中国(リン・シユ、イン・ルオニン、リウ・ユ、ルイシン・リュー)

<国別対抗戦 過去の成績>
2018年(韓国・ジャックニクラスGC)
優勝・韓国
予選敗退・日本(畑岡奈紗、上原彩子、成田美寿々、比嘉真美子)

2016年(米国イリノイ州・メリットクラブ)
優勝・米国
5位・日本(野村敏京、宮里美香、渡邉彩香、鈴木愛)

2014年(米国メリーランド州・ケイブスバレーGC)
優勝・スペイン
3位・日本(宮里藍、宮里美香、横峯さくら、比嘉真美子)

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