大阪IR、開業ずれ込みか 米カジノ大手「30年」と見通し

 米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルは、大阪市で運営を目指すカジノを中心とした統合型リゾート施設(IR)の開業時期について「2030年1~6月」との見通しを示した。同社日本法人が2日、明らかにした。大阪府・市が目指す29年秋―冬からずれ込む可能性が浮上した形だが、日本法人の担当者は「タイムラインは変わっていない」と説明している。

 日本法人によると、日本時間2日午前の決算発表で、大阪のIR事業の開業時期を問われたビル・ホーンバックル最高経営責任者(CEO)が発言した。理由についての言及はなかった。

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