喫煙やベッドシーンにも挑戦!撮影時に一番緊張していたのはアリエルではなく…

台湾公共テレビ(公視/PTS)、台湾大哥大、MyVideoが共同制作する「不夠善良的我們(原題)」(仮訳:善良じゃない私たち)の場面写真が新たに公開された。

かつてゴールデン・ベル・アワード(金鐘奨/GBA)で7部門受賞を果たしたシュー・ユーティン(徐譽庭)作品「イタズラな恋愛白書 〜In Time With You〜(我可能不會愛你)」で、アリエル・リン(林依晨)が自ら髪を切るシーンがある。当時は映像をつなぐのが難しいという理由からウィッグを使用したが、12年後のシュー・ユーティン作品で、アリエル・リンはついに地毛を20センチ近く切り落とし、ボブ姿を披露した。

台湾公共テレビ(公視/PTS)、MyVideo

情報解禁までこのヘアスタイルを伏せるべく、細心の注意を払ってきたアリエル・リンと制作陣。外出時は帽子をかぶってごまかし、自身の「21周年ファンミーティング」登壇の際にさえヘアスタイルを工夫した。しかし数日前、撮影に参加したエキストラに盗撮画像を暴露されてしまい、制作チームは自責の念と無力感にさいなまれたという。

アリエル・リンが出産後の復帰作「不夠善良的我們」のためにしたことはヘアスタイルを変えただけではない。本来タバコを吸えない彼女が、喫煙シーンにも挑んだ。家事を済ませ、夫や子どもの世話も終えた1日の終わりに、喫煙で「自分時間」を楽しむ専業主婦を演じるため、母親たちに一服するその心境を請うたという。彼女のプロ意識の高さから吸ったふりは論外。毎回きちんと吸っていたため、カメラ位置などの関係で立て続けに7本吸った際には、タバコでふらついたそうだ。

また公開された場面写真から、マイク・ハー(賀軍翔)とのベッドシーンがあることもうかがえる。このシーンの撮影時、一番緊張していたのはアリエル・リンではなく、マイク・ハーでもなく、リアルで細やかな演技を求める監督のシュー・ユーティンだったそうだ。


ニュース提供元:台湾公共テレビ(公視/PTS)

翻訳・編集:二瓶里美

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