ACL決勝第2戦に向けた解説・佐藤寿人氏の言葉がアツい!「同点弾を決めたのが興梠慎三だったのは大きい」

2022-23シーズンのAFCチャンピオンズリーグもついに今週末の決勝第2戦を残すのみとなった。

試合は5月6日(土)、浦和レッズのホームである埼玉スタジアム2002で開催。真っ赤に染まったスタンドがサウジアラビアのアル・ヒラルを“手厚く”迎えることだろう。

この試合は第1戦に続き、DAZNが独占ライブ配信。

前日の5日に配信される『Jリーグプレビューショー』では、2019年のACL決勝に出場した元浦和レッズの橋岡大樹(現シント=トロイデン)など豪華解説陣を迎え、第2戦の見どころを徹底分析するほか、8日配信の『やべっちスタジアム』も埼玉スタジアム2002で収録を行い、現地の興奮をたっぷりとお届けするという。

試合の中継では、映画撮影用のレンズを搭載したカメラや4台のスーパースローモーションカメラを含む20台以上のカメラで、アジアNo.1クラブを決める決戦の興奮と熱気を逃すことなく配信。解説は第1戦に引き続き佐藤寿人氏、そして自身も2度ACL決勝の舞台を経験している槙野智章氏が担当。試合終了後には槙野氏による選手へのインタビューもあるぞ!

以下は佐藤氏の決勝第2戦に向けたコメント。

「いよいよアジア最強クラブを決めるAFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦が5月6日、埼玉スタジアムで行われます。

サウジアラビアでの初戦、浦和レッズは見事にアウェイゴールを奪って1-1で乗り切ることに成功しました。前半は受け身になりすぎる展開から早い時間帯でアル・ヒラルに先制点を与えてしまいましたが、そこから勇気を持ってボールを運んだり、全体的に押し上げるようにしたことで修正に成功。序盤に個の力でやられてしまった部分、そしてチームとして押し込まれる状況に素早く対応する戦いを見せてくれました。

ピッチ上で全員が奮闘する中で際立っていたのは、アレクサンダー・ショルツとマリウス・ホイブラーテンの経験豊富なセンターバックコンビ。立ち上がりに1失点こそしましたが、しっかりと相手の強力2トップを封じ込めたことで第2戦に希望をつなぐ形となりました。そして何より大きかったのは、ACLで酸いも甘いも噛み分けたベテラン興梠慎三選手の同点ゴールです。言葉でもプレーでも先頭に立って引っ張ってきた彼が得点を決めたことでチーム全体が勢いづくと見ています」

「敵地での初戦、スタメンで出場した選手はもちろん、ピッチに立った全員が高い強度で自分の仕事をまっとうしていました。次の第2戦では連覇を目指す相手も修正を図り、さらに迫力ある攻撃を見せてくると思いますが、これをチーム一丸となって乗り越え、頂点を目指してもらいたいところです。

そして運命の第2戦、サポーターのビジュアルサポートも含めて、圧倒的な雰囲気で戦える埼玉スタジアムで浦和レッズがトロフィーを掲げる瞬間を見たい。僕も放送ブースから気持ちを込めて解説したいと思っています。歴史的な局面を迎えようとしていることを、少しでも多くの方に知っていただけたらうれしいです。日本サッカー、Jリーグを代表してアジアの頂点に立とうとする浦和レッズをみんなで応援しましょう!」

DAZNの公式YouTubeチャンネルや公式SNSではACL関連オリジナルコンテンツを配信中。初戦の解説を担当した佐藤氏による「佐藤寿人のACL決勝初戦 徹底分析! アジア制覇への勝ち筋を探れ!」では、アル・ヒラルとのアウェイでの激闘を詳しく振り返りながら、第2戦のポイントを探る。

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また、公式Twitterでは「浦和レッズ選手サイン入り モルテン製ACL公式試合球」が1名様に当たるトリプルキャンペーン『#BEYONDアジア最強』第3弾を、5月5日(金・祝)~6日(日)に実施予定。関連投稿に“いいね”を押して引用リツイートでコメントをした方が対象となるとのことだ。こちらもチェック!

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