大学生世代の国際総合大会・世界ユニバーシティー冬季大会のフリースタイル・スキークロスで優勝した佛教大2年、中西凜選手（19）＝滋賀県野洲市出身＝に2日、京都府スポーツ賞特別栄誉賞が贈られた。
大会は1月に米国で開かれ、決勝には4人が出場した。中西選手は持ち前の思い切りの良さを生かし、スタートで先頭に出ると、そのままゴールまで逃げ切った。同大会での日本人の優勝は初めて。
府庁で行われた授与式で、西脇隆俊知事から表彰状を受け取った。中西選手は「苦手なターンが多いコースだったが、スタートで前に出て自分の位置を保ったままゴールすることができた」と大会を振り返った。今後の目標に2026年にイタリアで開かれる冬季五輪への出場を掲げ、「30年のオリンピックでメダルを獲得したい」と意気込みを語った。
