シガニー・ウィーバー「時すでに遅し」 大ヒット映画の主人公再演を否定

女優シガニー・ウィーバー(73)は、『エイリアン』のエレン・リプリー役を再び演じることはないようだ。シガニーは、リドリー・スコット監督による1979年の第1作目以降、第4作まで同SFホラー映画シリーズに出演、現在は「時すでに遅し」と語った。

引退の予定はないと昨年8月に話していたシガニーはトータル・フィルム誌にこう明かす。「この種の役柄を演じる若手俳優がたくさんいる。ニール・ブロムカンプ監督と『エイリアン』を一緒にやりたかったけど、それは実現しなかったし、時すでに遅しよ」「今やっていることにとても満足している」

ブロムカンプ監督は以前、20世紀フォックスで同映画の脚本を担当したものの、軌道に乗ることはなかった。

一方、先月、同社は第9作目となる新作のキャストに若き新星たちを抜擢して進めることを明らかにしていた。監督兼脚本はホラー・スリラー映画『ドント・ブリーズ』のフェデ・アルバレス、主演はSF映画『パシフィック・リム:アップライジング』のケイリー・スピーニーが務めるほか、ドラマ『インダストリー』のデヴィッド・ヨンソン、ドラマ『暗黒と神秘の骨』のアーチー・ルノーが出演する。物語は、遠く離れた世界の若者たちが、謎の異星生物ゼノモーフと戦う姿を描いている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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