米脚本家組合、15年ぶりスト 制作側と待遇改善交渉決裂

 【ロサンゼルス共同】米映画やテレビの脚本家が加盟する全米脚本家組合(WGA)は1日、動画配信サービスの普及に伴う待遇改善を求めた制作会社側との交渉が妥結に至らず、2日からのストライキ実施を決めたと発表した。米メディアによると、ストは約15年ぶり。「サタデー・ナイト・ライブ」など数々の人気番組の制作に大きな影響が出るとみられる。

 WGAには約1万1500人が加盟。2007~08年に行われた前回のストは100日間に及び、映画の都ハリウッドがあるロサンゼルスの地元経済は推計で21億ドル(約2900億円)の損失を被ったとされる。

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