新緑の中で「腹いっぱい食べて」 4年ぶり”醍醐味”復活!平家谷そうめん流し

ゴールデンウィークを迎え愛媛県内の観光地が賑わいを見せる中、八幡浜市保内町の山間では「そうめん流し」の営業が始まっています。

今年は4年ぶりに流れるそうめんが楽しめます。

山田アナ「きょうは、平日なんですが、大型連休ということもあって、こちらではそうめん流しを楽しむ人で賑わっています」

新緑が川の清らかな流れに映える、八幡浜市保内町の平家谷。こちらでは先月29日に今年の営業が始まり、2日は気持ちの良い晴天のもと、県内外から訪れた多くの親子連れらで賑わいました。

子ども
「おいしいです」

男性
「最高です」

女性
「子どもたちも楽しそうなので、流れているほうが思い出に残るかなと思います」

コロナ禍で去年まではたらいで提供されていたそうめん。今年は4年ぶりに文字通りの「そうめん流し」が再開されその醍醐味を堪能できます。

山田アナ
「おいしいです。新緑に囲まれて楽しむそうめん流し、非常に涼やかな気分にさせてくれます」

およそ半世紀続くこちらの「そうめん流し」は、地元のお年寄りら有志で営業しています。客のペースをうかがいながら麺をくるりと巻いてレーンに流す作業も4年ぶりです。

平家谷部会・中川初子さん
「あのねー、どんどん流したらダメでしょ?お客さんが食べられたら、1秒2秒経ってから流す。時々こうやって見てね『あっ』と思って見よります」

県内は3日以降も気温の高い日が続く見込みで、こちらではゴールデンウィークの期間中、去年を200人ほど上回る約2000人の来場を期待しています。

平家谷そうめん流し・飯森親一代表
「多くの方に綺麗な空気の中で、腹いっぱい食べてもらったらと思っています」

平家谷のそうめん流しは、8月末まで続きます。

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