アークス<9948>、岩手県を地盤とする傘下スーパーのベルジョイスが同業のみずかみと経営統合へ

アークスは2日、傘下のスーパーマーケットのベルジョイス(盛岡市)と同業のみずかみ(岩手県遠野市。売上高34億5000万円、経常利益800万円、純資産2億2800万円)が経営統合することで基本合意したと発表した。アークスは北海道、東北、北関東のスーパー10社を子会社として抱え、約370店舗の広域スーパー連合を形成しており、みずかみが合流すると、11社目となる。みずかみは1967年創業で、岩手県の内陸・沿岸部に4店舗を展開する。統合の具体的な方法やスケジュールは今後詰める。統合は早ければ、2023年7月4日を予定する。

アークスはグループの持ち株会社で、2023年2月期連結業績は売上高5660億円、営業利益148億円。今回、みずかみと経営統合するベルジョイスは岩手県内に48店舗、宮城県内に7店舗、青森県内に1店舗を展開する。

アークスは北海道にラルズ(札幌市)、東光ストア(同)、福原(帯広市)、道北アークス(旭川市)、道南ラルズ(北斗市)、道東アークス(北見市)の6社、道外にベルジョイス、ユニバース(青森県八戸市)、伊藤チェーン(宮城県柴田町)、オータニ(宇都宮市)の4社のスーパー運営会社のほか、ビルメンテナンスのエルディ(札幌市)をグループとする。

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