「銀河鉄道の夜」御朱印に 花巻・鏑八幡神社が5日発売

銀河鉄道の夜を題材にした切り絵の御朱印

 花巻市東和町の鏑八幡(かぶらはちまん)神社(一ノ倉良祐宮司)は宮沢賢治作品「銀河鉄道の夜」を題材にした切り絵の御朱印を作成した。数量限定で5日に提供を始める。

 天の川を走る銀河鉄道や、幾多の星に囲まれ、風になびいて光り輝くススキやリンドウなどが切り絵で表現されている。

 一ノ倉宮司(44)によると、近年切り絵の御朱印は全国的にブームで、約1年前に交流サイト(SNS)で見かけて興味を抱いた。「銀河鉄道の夜」の始発駅のモデルとされている、神社近くのJR土沢駅に着想を得た。知り合いの協力でデザインし、4月上旬に完成させた。

 花巻市などが舞台の映画「銀河鉄道の父」の全国公開日に合わせ、5日午前9時に発売。1枚1300円。数量限定で1人1枚まで。おつりが出ないよう小銭を準備するよう協力を呼びかけている。問い合わせは同神社(0198.42.4333)へ。

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