全国巡回中「アニメージュとジブリ展」が松坂屋美術館で開催!日本のアニメ文化とスタジオジブリの歩みを貴重な展示物で振り返る

1984(昭和59)年に公開された映画『風の谷のナウシカ』を皮切りに、『天空の城ラピュタ』や『となりのトトロ』など数々の名作を世に送り出してきた「スタジオジブリ」。

2021年4月に東京の松屋銀座で開幕し全国を巡回中の展覧会「アニメージュとジブリ展」が名古屋・栄の松坂屋名古屋店で2023年6月11日(日)まで開催!日本が誇るアニメ文化にまつわる展示や、『風の谷のナウシカ』から始まるスタジオジブリの歴史をたっぷり知ることができますよ。

世代や国境を越えて愛される、スタジオジブリの原点とは何か?この答えを探しに「アニメージュとジブリ展」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

雑誌「アニメージュ」とスタジオジブリの誕生を知る!気になる展示内容を紹介

「アニメージュとジブリ展」は、1978(昭和53)年に創刊された雑誌「アニメージュ」の誕生から、スタジオジブリが設立された1980年代後半に焦点を当てた内容となっています。

ところで、皆さんは雑誌「アニメージュ」をご存知でしょうか?「アニメージュ」は徳間書店が発行する月刊アニメ雑誌で、現在も毎月10日に発売されています。実はスタジオジブリ1作目となる『風の谷のナウシカ』は、「アニメージュ」でマンガとして連載されたのち、映画化されたのだとか!

そんな歴史ある「アニメージュ」の創刊からスタジオジブリが誕生するまでの道のりを、今回の展示でフカボリすることができます。

【見どころ①】アニメージュ誕生!~「テレビまんが」からアニメブームへ~

1970年代後半から1980年代にかけてのアニメブーム勃興期を、アニメ同人誌や雑誌、ポスター、 グッズ、セル画コレクションなどの展示とともに紹介。また、「アニメージュ」の創刊号も拡大展示されています。

【見どころ②】アニメージュは私たちにすべてを教えてくれた~ガンダムが変えた歴史~

1979(昭和54)年、『機動戦士ガンダム』をきっかけに日本のアニメブームが大きく飛躍。こちらのエリアでは、「アニメージュ」がガンダムブームをどう伝えたのか、そして当時のファンがそれをどう受け止めたのかを誌面の拡大展示やレイアウト、美術監督・中村光毅氏によるイラスト展示とともに振り返ります。

【見どころ③】加速するアニメブーム~拡大するアニメージュ~

『機動戦士ガンダム』によって加速したアニメブームを皮切りに、若い世代が手掛ける作品が増えるなど、アニメ界はさらなる発展を続けていきます。

展示のなかでは、『未来少年コナン』『ルパン三世 カリオストロの城』『じゃりン子チエ』といった、スタジオジブリ誕生以前の高畑勲氏や宮崎駿氏の制作作品を紹介。さらに、鈴木敏夫氏の志向性が色濃く出た表紙や付録のギャラリーも見ることができます。

【見どころ④】ナウシカへの道~一冊の雑誌から映画が誕生~

1982(昭和57)年2月号の原作マンガ連載開始を経て、1984(昭和59)年に映画化された『風の谷のナウシカ』。このエリアでは、『風の谷のナウシカ』の誕生とスタジオジブリが設立されるまでの道のりを振り返ります。

展覧会限定グッズを発売!『風の谷のナウシカ』の人気キャラクター・テトのぬいぐるみも

「アニメージュとジブリ展」では、展覧会でしか手に入らない限定グッズも販売されます!ここではそのグッズの一部を紹介します♪

大判ハンカチーフ1650円

普段使いしやすい「大判ハンカチーフ」は柄が2種類。『魔女の宅急便』に登場する黒猫のジジと、『天空の城ラピュタ』に登場するドーラが描かれたかわいらしいアイテムです♪

フリーカップ1540円

コーヒーを飲んだり、デザートを盛り付けたりとさまざまな使い方ができる「フリーカップ」は、『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『風の谷のナウシカ』の全4種類!

それぞれ模様や色が異なるので、全種類集めたくなってしまいますね。

BOX入りぬいぐるみ テト11000円

『風の谷のナウシカ』に登場するキツネリスのテトが、ぬいぐるみになって登場!アニメージュの表紙があしらわれた限定BOXに入っています。

映画では黄金色のテトですが、今回のグッズでは1983(昭和58)年11月号の「アニメージュ」にて掲載された構想段階の色で再現されています。

日常生活で使いやすいグッズから、ジブリファンには嬉しいアイテムまで盛りだくさん!展覧会を楽しんだ後は、ここでしか手に入らない限定グッズもぜひゲットしてくださいね。

日本のアニメ業界を牽引するスタジオジブリの作品がもっと好きになる!

アニメ好きな方、ジブリファンの方はもちろん、「ジブリの有名な作品は見たことがある!」「日本のアニメをもっと知りたい!」という方でも十分に楽しめる今回の展示。子どもから大人まで楽しめる日本のアニメ文化に触れてみてはいかがでしょうか。

イベントの詳細はこちら

「アニメージュとジブリ展」については下記をチェック!

アニメージュとジブリ展

開催期間:2023年4月22日(土)~6月11日(日)

開館時間:10:00~18:00 (閉館の30分前まで入館可能)

場所:松坂屋名古屋店 南館7階 松坂屋美術館(最終日は17:00閉館)

入場料:一般・大学生1500円、中高生1000円、小学生600円
主催:中京テレビ放送、松坂屋美術館、中日新聞社
公式HP:https://animage-ghibli.jp/

※掲載情報は公開日時点のものとなります

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