北朝鮮、虐殺記念館で反米集会 米韓首脳会談を非難

 【北京共同】北朝鮮メディアは3日、朝鮮戦争(1950~53年)時に米軍による住民3万人超の虐殺が起きたと北朝鮮が主張する黄海南道信川にある虐殺記念館「信川博物館」で、青年による反米集会が2日に開かれたと伝えた。

 参加者は米国による韓国への拡大抑止強化をうたった先の米韓首脳会談を非難し「米国の老いぼれ」と「特級の手下」を灰にする火あぶり式を行ったとしている。バイデン米大統領と尹錫悦韓国大統領の人形を燃やしたもようだ。写真は報じられてない。

 信川の虐殺は、実際には北朝鮮に敵対した反共団体の犯行の可能性があるとみられている。

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