はじめての日本代表 渋野日向子“ラッキーナンバー”の背番号「8」

初めての日本代表(撮影/村上航)

◇米国女子◇ハンファ ライフプラス インターナショナルクラウン 事前(2日)◇TPCハーディングパーク(カリフォルニア州)◇6550yd(パー72)

日の丸のユニフォームが少し誇らしい。5年ぶりの国別対抗戦で初めて日本代表に選ばれた渋野日向子が雨の中、練習ラウンドでコースを確認した。ユニフォームには希望の背番号を入れることができる。“ラッキーナンバー”という「8」を背に笑顔を見せた。

ラッキーナンバー(撮影/村上航)

ただ、練習内容は思うようにはいかなかったようだ。1番のティショットで1Wを握ったが、フェアウェイを外して右ラフに飛んだ。

33位に終わった前週「JMイーグルLA選手権」は左手の痛みに苦しんだが、この日も左手にはテーピングが巻かれていた。

心強い仲間もいる(撮影/村上航)

4番では畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花がティショットを放つ中、渋野はアプローチなどグリーン周りのみチェック。5番もヤーデージブックをにらみながらティから距離を確認し、グリーン周りの練習に専念した。

「楽しんでやりたい」と話していたが、状態には不安を残す。あすのプロアマ戦(3日)を経て初日(4日)のタイ代表との試合に臨む。(カリフォルニア州サンフランシスコ/玉木充)

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