SUGA、米トーク番組で『D-DAY』や大好きなバスケについて語る

現地時間2023年5月1日、ワールド・ツアー中のSUGAが米NBCトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー』にソロして初出演し、司会のジミー・ファロンとトークを繰り広げた。

現在SUGAは、Agust D名義の初ソロ・アルバム『D-DAY』を引っさげて全米ツアーを開催している。また、Apple Musicでは『Agust D Radio』を5週間にわたり放送中で、ディズニープラスでは音楽ドキュメンタリー『SUGA: Road to D-DAY』が配信中と大忙しだ。そのため、SUGAは「少し戸惑っている」と司会のジミーに語ったが、ファンが新作を気に入ってくれていることを喜んでいるようだ。

母国語の韓国語をトークを行ったSUGAは、過去にフード・デリバリー・スタッフとして働いていたこと(特に「運転」については「とても得意」だと冗談を言った)や、NBAアンバサダーとしての新たな役割について話した。

SUGAは、若い頃プロのバスケットボール選手になりたかったようで、身長が理由でその夢は叶わなかった。1対1の勝負で、他のBTSのメンバーに勝てるかという質問に、英語で「冗談でしょ?」と言った後、韓国語で「他のメンバーはバスケットボールのルールすら知らないと思います」と明かした。

続けて、SUGAというアーティスト名が、マイケル・ジョーダンや故コービー・ブライアントなど多くの伝説的な選手がプレーした“2番”のポジションである“シューティング・ガード”を縮小したバスケに由来するものだと明かした

最新アルバム『D-DAY』は、「人生のあらゆる束縛から自分を解放するために」つけたタイトルであるとSUGAは語った。現在開催中の【SUGA | Agust D TOUR】は、米ローズモントのオールステート・アリーナで5月3日から3公演を行ったあと、米ロサンゼルスとオークランドと続く。アジア公演は5月26日にインドネシア・ジャカルタからキックオフする。

ツアー中、SUGAがショーの前に必ずウィスキーを1杯飲むと明かすと、ジミーはウィスキーの入った2つのショットグラスを用意して一緒にデモンストレーションを行った。

その後、SUGAは『D-DAY』に収録されている「Haegeum」のパフォーマンスを行う前に、同曲のタイトルには2つの意味があると述べた。1つは韓国の伝統的な楽器で、もう1つは「禁止されたものからの解放」という意味だと説明した。ジミーはその楽器を取り出し、2人は楽器の演奏に挑戦した。

衣装替えを終えたSUGAは、黒のレザー・ジャケットとジーンズというシンプルなスタイルで4人の男性ダンサーを従えて登場した。ブルーを基調としたステージで、ストロボライトに照らされながら渾身のパフォーマンスを披露した。

他にも、2人は見た目は同じだが、片方は不味いアイテムを試食し、自身が不味い方を食べていないことを観客に納得してもらう“インポスター・チャレンジ”という新ゲームにチャレンジした。

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