北海道稚内市で日本一遅い桜開花 桜前線4カ月かけ列島縦断

国内で最も遅い開花が観測された北海道稚内市のエゾヤマザクラ=3日午前(稚内地方気象台提供)

 稚内地方気象台は3日、北海道稚内市でエゾヤマザクラが開花したと発表した。平年より10日、昨年より3日早く、気象庁の全国の観測地点で最も遅い開花。1月7日に那覇市で今季初の開花が確認されて以降、桜前線は約4カ月かけ日本列島を縦断した。

 同気象台によると、稚内市の「天北緑地」にある国内最北の標本木で3日午前9時ごろ、20輪ほど咲いているのを職員が確認した。

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