
【ニューヨーク共同】米アップルと米グーグルは2日、アップルの「AirTag(エアタグ)」などの紛失防止機器の不正利用を防ぐために協力すると発表した。ストーカーらが機器の位置情報を利用しにくくするのが狙い。両社を含む業界全体で不正使用を見つけやすくするよう仕様を共通化したい考えだ。
紛失防止タグは、鍵や財布などに装着することでスマートフォンから探せるようにする小型機器。紛失したときに場所が分かる一方、本人が同意しないまま装着されると位置情報が第三者に把握される恐れがあった。
アップルは不正利用の防止策を導入している。グーグルのアンドロイドでも不正利用を発見しやすくする。