福岡市街地で3日、春の大型連休恒例の「博多どんたく港まつり」が2日間の日程で始まった。参加者は色とりどりの衣装を身にまとい、マスクを外して歩行者天国となった約1.3キロを練り歩いた。今年は新型コロナウイルス感染防止を目的としたパレードの人数制限やマスクの着用義務がなく、通常開催は4年ぶり。見物客は例年並みの約200万人が見込まれている。
パレードは国指定の重要無形民俗文化財「博多松囃子」でスタート。祭りの起源とされている福神、えびす、大黒が馬に乗って登場した。続いて「どんたく隊」と呼ばれる参加者が国内外から訪れた見物客を魅了した。