半影月食、6日未明に南で観測可能

来る5月5日深夜から6日未明に香港でも半影月食が見られる。政府公報によると、半影月食とは地球の半影に月が隠される天文現象。今回は満月の上部が少し暗くなる程度であるものの、天気が良く遮るものがなければ、ほとんどの南の方角で観測することが可能という。月の出の始まりから半影食の終わりまでの全過程は約9時間。半影食が見える予想時刻(香港時間)と月の高度、方角は以下の通り。月の出(5月5日18時32分・マイナス1度・東南東)、半影食の始まり(5月5日23時12分・47度・東南南)、半影食の最大(5月6日1時23分・47度・西南南)、半影食の終わり(5月6日3時34分・28度・西南)。ちなみに次に香港で月食が見られるのは今年10月29日だという。

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