松井秀喜さんが巨人戦で始球式 プロ初本塁打から30年

始球式を務める松井秀喜さん=東京ドーム

 巨人OBで、米大リーグのヤンキースでも活躍した松井秀喜さん(48)が3日、東京ドームで行われたヤクルト戦の始球式を務めた。背番号55のユニホーム姿で力強く投げ込み「いつ浴びても歓声はいい。選手として、これ以上の快感はない」と満面に笑みを広げた。

 同じカード、球場だった1993年5月2日、高津臣吾投手(現ヤクルト監督)からプロ初本塁打を右翼席に放った。その映像が球場の大型ビジョンに映し出され「あそこから自分のプロの第一歩が始まったんだと思う」と懐かしんだ。

 球団によると、東京ドームでの巨人公式戦で始球式を行うのは、国民栄誉賞の授与式があった13年5月5日以来。

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